子どもが生まれてからというもの、いつか完璧なアルバムを作ろうとずーっと思っていました。
いつか時間が出来てから…いつかいつかと、どんどんとたまっていく写真たち…
長年、写真と画像を溜め込みすぎた私が、物理的写真をデジタル化するまでの過程を書いていこうと思います。
スクラップブッキングに憧れていた
当時はカメラ屋さんで現像したときにもらうポケットアルバムに収納していました。
若い頃からスクラップブッキングに憧れていた私。
次女が幼稚園へ入園し、少し時間が出来た頃、教室へ参加してどっぷりとはまりました。
ただ、一冊仕上げるのに、時間とお金が膨大にかかりました。
仕上げるスピードが、娘2人の成長とイベントに追いつかず…。
ちょうど、スマホ時代への過渡期でもありました。
画像をわざわざプリントしたりして、余計にお金がかかっていましたね。
息切れの末に、数冊作ったところでストップ…
スクラップブッキングは、またいつか再開したいと思っていますが、
すべてをスクラップブッキングで残すのは無理だと悟りました。
大事なイベントだけのお楽しみくらいが私には合っているみたいです。
物理的写真とスマホ画像の混在
スクラップブッキングを途中で放棄した後も、娘たちは成長を続け、写真は増えるばかり。
長女が高校生になる頃には、衣装ケースいっぱいに、時系列に並べられたポケットアルバムが…(恥)
その隙間には、習い事や学校のイベントで購入した様々な大きさの写真がぎゅうぎゅう詰め…
普通のアルバムを買って収めるにも、かなりの場所をとるだろうなぁと、そのうち考えることもやめていました。
この頃には、スマホ画像がメインになってきていて、写真とデジタル画像の2つの世界線が存在していました。
この混在も思考停止していた原因のひとつだったのかも知れません。
フォトスキャンby Googleフォトと出会う
そして時代はコロナの自粛期間へ。
私はパート先で2ヶ月の自宅待機を言い渡されていました。
そんな時、大学生の娘が使っていたのがフォトスキャンby Googleフォト。
オンラインランチ会のお題で、子供時代の写真を友人たちと見せあうというので、
昔の写真を引っ張り出してきてスキャンしていました。
それを目撃した私。今しかない！と、デジタル化を試みたのでした。
フォトスキャンby Googleフォトとは、簡単にいえば、物理的な写真をデジタル化してくれるアプリです。
光の反射などもいい感じに補正してくれて、Googleフォトの中に画像とともに収まります。
物理的な写真と、スマホの画像が時系列でひとつにまとまる！なんとも魅力的です。
フォトスキャンの手順
- Googleフォトとフォトスキャンのアプリをダウンロード
- フォトスキャンを起動
- 物理的な写真を平面におき、スマホをかざして画面内におさめてシャッターをおす
- 四隅に◯が現れるので、ひとつづつ重ねていく
- 四隅の◯をすべてたどれば終了、自動的にGoogleフォトに保存されています
- Googleフォトで実際の日付、推定の日付を入れる(取り込んだ日付になっているので)
- これを延々と、地道に繰り返します! 6.の日付はまとめて変更もできます
スキャンしながら、コメントも入れていくと、あとで画像アルバムを作るときに便利です！
使い方は広がる
Googleフォトは、人別やイベント別など、それぞれの括りで画像アルバムを作れます。
わたしは、人別や旅行や習い事別など、それぞれアルバムを作り、家族や親兄弟と共有しています。
アルバムごとに共有する人を選べるので安心です。
また、子どもたちの作品アルバム・子どもたちの洋服アルバムなども作っています。
画像一つ一つに、日付や時間を入れられるので、勝手に時系列に並んでくれるのも楽ちんです。
デジタル化してよかったこと
娘2人分、新婚旅行、私の若い頃、子どもたちの作品やその他もろもろ…
画像に取り込むのには地道な努力が必要でした(笑)
でも、それ以上によかったことが沢山ありました！！
- 家族や親戚との会話の中で、あの時の…と、手元のスマホから写真を引き出すことができて便利です
- Googleフォト◯◯年前の今日…ってランダムに通知をくれるので、写真が身近になりました
- 子どもたちの作品・洋服・おもちゃ…などいつでも見られるので手放すハードルが下がりました
- 自分の手で時系列にあちこち並べ替えて、部屋の床が写真だらけになることはなく、整理のハードル低めです
- 画像を手軽に選べるので、いつかスクラップブッキングを再開するときにも、厳選した写真で作れそうです！
肩の荷がひとつ降りた
私の中で、写真整理は、完璧にしようと思えば思うほど、重荷になっていました。
引っ越しのときも、子どもたちが学校のイベントで大量の写真を購入してくるときも、
いつも うっすらと 責められているような気持ちになっていました。
それが、スマホの中にすべてが収まり、あの時のあの写真…がすぐに探し出せる自由！
スマホの使い方もおぼつかない私でしたが、写真の心配が一つ減り、少し気持ちが楽になりました。
今は、書類のデジタル化を試行錯誤で進めているところですが、このお話はまたいつか…
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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